日本古来の建築文化である土蔵漆喰に耐久性を付加したリノベーション工法としてサンマテラークラウドウォール・パステルプラスターが採用されました。
自然素材で構成される漆喰は水酸化カルシウム成分による強いアルカリ性による殺菌作用、調湿性、断熱性、不燃性があり優れた建材です。
しかし多孔質で吸水性があるため経年により黒カビや冬季における凍結融解による爆裂などが起きるケースがあります。
東京都内の自然豊かな武蔵野には古からの土蔵漆喰の建築が残っています。
この土蔵漆喰の本来の風合いを損なわずにより性能を高めてリノベーションを行い蔵の内部を有効利用したいとのご要望がありました。
これらの天然漆喰のリノベーションとして付着性、撥水性、防汚性、通気性、意匠性を兼ね備えたサンマテラークラウドウォール・パステルプラスターNO1(白)が条件を満たしました。
リノベーションPOINT
- 漆喰のプライマーとしてカルシウム成分と反応するサンマテラーアクアを塗布含浸させて漆喰の安定化を図りました。
- 漆喰の呼吸性を阻害せずに密着するサンマテラークラウドウォール・パステルプラスターNO1(ホワイト)をローラーで2回塗りしました。



サンマテラークラウドウォール・パステルプラスターによる仕上がり感は漆喰そのもの


