製品カテゴリー | コンクリート化粧保護剤 |
製品概要 | 高耐久の無機塗膜でコンクリートを保護、またプライマーなしで既存塗装のリコート材として活用。 |
特徴 | 紫外線に強いシロキサン結合で優れた密着性、遮水性、帯電性ゼロの為優れた防汚性、コンクリートの通気を損なわずコンクリートの健全性に貢献。 |
用途 | コンクリートを漆喰調に化粧保護、既存塗膜へのリコート |
主成分 | シラン・シロキサン |
一般名称 | 高耐久無機シロキサン塗料 |
設計価格 | ¥3300~4500/㎡材工共 |
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フレアカラーについてQ&A
【材料】
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Q フレアカラーは水溶性ですか溶剤系ですか。
A 水溶性です。
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Q 主成分は何ですか。
A アースカラー20色:シロキサン
コンクリート色:シランシロキサン
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Q シロキサンにはどんな特徴がありますか。
A ポリシロキサン結合は化学的に非常に強い架橋性(分子同士の結合力)を有しており太陽光(紫外線)でも分断されない為、高耐久となります。シランシロキサンはシロキサンにシランを付加させて撥水性能を格段に高めてあります。 -
Q 環境汚染につながる有害物質は含まれていますか。
A 全く含まれておりません。 -
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【特徴】
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Q 一般的な塗料との違いは何ですか。
A 市場に最も多いアクリルエマルションを主成分とした有機塗料と比べて、フレアカラーは無機塗料です。つまり樹脂含有量は極めて小さく無機の分類となります。
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Q 無機塗料と有機塗料の違いは何ですか。
A 無機塗料は帯電性がありません。樹脂を含んだ有機塗料は施工後に静電気を帯びます。静電気は大気中に浮遊している塵や汚染物質を吸い寄せる働きがあります。フレアカラーに防汚性がある由縁です。
Q 材料は不燃ですか。
A 本来外装材の為、内装不燃認定は取っていませんが、塗膜を火で焙っても燃えません。ススが発生しますがケシゴムで除去出来ます。
Q コンクリート色ですがアースカラーとどのように区別していますか。
A コンクリート打放し仕上げにしたい場合は、コンクリート色をご使用ください。単純に2度塗りすればグレーの壁になりますが、別売りの液体顔料 を主材
(グレー)に添加して色調整しフェルト等で叩いて打放調に仕上げることが出来ます。
Q 汚垂れが出やすい箇所に有効ですか。
A 先述した帯電性がないことに加えて遮水効果がありますので降雨時には汚れを流してしまう為、有効です。
Q 耐久性は他の塗料と比べて優れているのでしょうか。
A 主成分のシロキサンは非常に耐久性に優れており紫外線劣化に強い為、アクリルエマション塗料よりも優位です。
Q 外壁打放し保護塗料はフッ素が断然実績があります。フッ素に比べて何が利点なのですか。
A 確かにフッ素樹脂は耐候性もあり塗膜も硬く遮水性を長期間に渡り維持します。仕上がり感も非常に良くコンクリート本来の表情を上手く表現されます。しかし10年以上経過すると大小のひび割れや塗膜の変色、浮き、剥がれ、また湿気の多い場所でのポップアウト現象等々、コンクリートと共に劣化が酷くなる傾向が多々見受けられます。フッ素の塗膜は①非常に硬く新設コンクリートのフレキシブルな動きを封じ込めてしまう事で逆にひび割れを誘引しやすくなる、②透湿抵抗が 高くコンクリート内部の湿気を放出しずらい為、コンクリートの膨張収縮が激しくなる。また寒暖の差が大きい冬季には表層部には結露が起きやすく爆裂を起こし易くなる。
フレアカラーは、フッ素のような硬い塗膜ではありません。しかし透湿抵抗が低い為にコンクリート内部の湿気を放出してコンクリートを健全に保ちます。コンクリート保護塗膜が、コンクリートの湿気や通気性を阻害する事は、結果コンクリートの中性化を速めることにもなります。
Q 床面には塗れますか。
A フレアカラー床用があります。超微粒子セメントを配合しておりツヤのないマットな質感の仕上がりです。但し、駐車場や中歩行以上のエリアには使用出来ません。
Q 既存塗料のリノベーションに使えますか。
A 使えます。塗膜が薄い為、既存塗料の柄はそのまま表現されます。またほとんどがノンプライマーで直接、塗布出来ます。
Q タイルの上から直接塗れますか。
A カチオンやプライマーなしで直接、塗布出来ます。炻器質、磁器質タイル共に付着性に問題ありません。
Q コンクリートのクラックには追従性がありますか。
A 可撓性のある材料ではありません。クラック追従性はありません。新設コンクリートの場合、サンマテラーアクアバンク(超微粒子含浸性コンクリート養生剤) 既設コンクリートの場合は、「サンマテラーアクア」(超微粒子含浸性コンクリート改質強化剤)を先に施工することでコンクリートのひび割れ低減、再発防止に有効です。
Q 本漆喰のリノベーションとして使用出来ますか。
A 漆喰のリノベーションの選択として無機塗料であるフレアカラーは最適です。弊社「サンマテラーアクア」を旧漆喰下地に塗布して翌日、フレアカラーをローラーで2回塗布してください。綺麗な仕上がりになります。
【施工】
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Q 希釈して使用しますか。
A アースカラー20色:主剤16kgに対して約10%希釈
コンクリート色:主剤8kgに対して6~8L希釈