サンマテラークラウドウォール・RCカラー

製品カテゴリー コンクリート化粧保護剤
製品概要 高耐久の無機塗料でコンクリート打放し調塗装。
特徴 紫外線に強く優れた密着性、撥水性、非帯電性の為優れた防汚性、コンクリートの通気を損なわずコンクリートの健全性に貢献。
用途 新設既設のコンクリート打ち放し調の化粧保護
主成分 特殊配合シリケート
一般名称 超耐久性ハイブリッドシリケート水性塗料
設計価格 ¥5400/㎡材工共

 

 

サンマテラークラウドウォール・RCカラーについてQA

【材料】

  サンマテラークラウドウォール・RCカラーは水溶性ですか溶剤系ですか。
A   水溶性です。

Q   主成分は何ですか。
A    特殊配合のシリケートです。

Q    どんな特徴がありますか。
   特殊配合されたシリケート結合は化学的に非常に強い架橋性(分子同士の結合力)を有しており太陽光(紫外線)でも分断されない為、高
  耐久となります。また塗膜表面は超撥水性であり防汚性に優れています。遮熱性能もあるため夏季の高温環境において下地側への熱伝導を
緩和させます。


Q    環境汚染につながる有害物質は含まれていますか。
A    VOCなどの揮発性物質や有害な重金属、PFASなど全く含まれておりません。

  材料は不燃ですか。
A    不燃認定品です

Q    コンクリート色ですが日塗工ではその色に近いですか。
A     N77程度です。

【特徴】

  一般的な塗料との違いは何ですか。
A    従来の樹脂系塗料と異なり無機塗料になります。

Q    無機塗料と有機塗料の違いは何ですか。   
  無機塗料は帯電性がありません。樹脂を含んだ有機塗料は施工後に静電気を帯びます。静電気は大気中に浮遊している塵や汚染物質を吸い
寄せる働きがあります。

  汚垂れが出やすい箇所に有効ですか。
A    先述した帯電性がないことに加えて遮水効果がありますので降雨時には汚れを流してしまう為、有効です。

Q    耐久性は他の塗料と比べて優れているのでしょうか。
  主成分のシリケートは非常に耐久性に優れており紫外線劣化に強い為、アクリルエマション塗料よりも優位です。

Q    外壁打放し保護塗料はフッ素が断然実績があります。フッ素に比べて何が利点なのですか。
A     確かにフッ素樹脂は耐候性もあり塗膜も硬く遮水性を長期間に渡り維持します。仕上がり感も非常に良くコンクリート本来の表情を上手く表現されます。しかし10年以上経過すると大小のひび割れや塗膜の変色、浮き、剥がれ、また湿気の多い場所でのポップアウト現象等々、コンクリートと共に劣化が酷くなる傾向が多々見受けられます。フッ素の塗膜は①非常に硬く新設コンクリートのフレキシブルな動きを封じ込めてしまう事で逆にひび割れを誘引しやすくなる、②透湿抵抗が 高くコンクリート内部の湿気を放出しずらい為、コンクリートの膨張収縮が激しくなる。また寒暖の差が大きい冬季には表層部には結露が起きやすく爆裂を起こし易くなる。
サンマテラークラウドウォール・RCカラーは、透湿抵抗が低い為にコンクリート内部の湿気を放出してコンクリートを健全に保ちます。コンクリート保護塗膜が、コンクリートの湿気や通気性を阻害する事は、結果コンクリートの中性化を速めることにもなります。

Q    コンクリートのクラックには追従性がありますか。
A     複層塗材のような性質の材料ではありませんが曲げてもひび割れは生じません。新設コンクリートの場合、サンマテラーアクアバンク(超微粒子含浸性コンクリート養生剤)
既設コンクリートの場合は、「サンマテラーアクア」(超微粒子含浸性コンクリート改質強化剤)を先に施工することでコンクリートのひび割れ低減、再発防止に有効です。

Q 本漆喰のリノベーションとして使用出来ますか。
A 漆喰のリノベーションの選択として無機塗料であるフレアカラーは最適です。弊社「サンマテラーアクア」を旧漆喰下地に塗布して翌日、フレアカラーをローラーで2回塗布してください。綺麗な仕上がりになります。

 

【施工】

  希釈して使用しますか。
A    水は入れないで原液のままお使いください。

Q     打放し調にするにはどのような工具でファンデーションしますか。
A      砂骨ローラー、海綿ローラー、フェルトのスタンプ台などで柄付けしてください。

Q     ファンデーションに使用する材料はどうしますか。
A      主材を小分けして添付の液体黒顔料を入れてください。その際は主材の量と添加する液体黒顔料の量を計測して混合比率をひかえて置き
一定の色になるよう管理してください。

Q    下地はどの程度まで平滑にすれば良いのですか。
A     塗膜が薄いので下地なりに仕上げります。漆喰や真っ平なペンキの様に見せたいのならば、ペンキ下地同等の下地処理を行ってください。

  下地へのプライマー処理は必要ですか。
A     コンクリート、モルタル、フレキシブルボード、などはノンプライマーで直接施工可能です。

Q    乾燥時間はどの位ですか。
A     速乾性です。気温20℃であれば塗布後、30分程度で乾いてしまいます。

Q    下地が濡れていても施工出来ますか。
   下地は乾燥状態が望ましいです。